2024.1.12(金)に2次の合格発表がありました。
詳しい情報は、試験機関「全国建設研修センター」のホームページで公開されています。
2023年度の2次合格率33.2%という結果は、例年通りの状況だったといえます。
合格率33%という結果は、3人に1人しか合格できない状況です。
加えて、2次の受験者は1次の合格者に相当しますので、1次2次ともに合格する確率は16%(49.5%×33.2%)と、非常に狭き門の資格といえるでしょう。
特に、2024年度から新しい受験資格制度も導入される影響を踏まえれば、以下の点が最終合格には重要となってきます。
1.2次のみを受験する際、1次で学習した知識について、再度、復習を要する。
(新受験制度は、1次と2次を同年受検できないため、2次受検する年には1次の内容を忘れている可能性が大)
(2次は出題問題数が少ないので、2次の過去問のみでは限界がある)
2.施工経験記述は、論文例をマネせず、自身の工事経歴に合致した論点で準備する。
(プロの添削指導が重要です)
(経歴偽装防止の設問に変更される可能性アリ)
※なお、国交省のウェブサイトでは2024年度(令和6年度)以降、試験問題を見直しする可能性に言及しています。
施工経験記述について、自身の経歴ではない論文例(偽装)を炙り出す設問になる可能性があると思います。
ゆえに、「2.施工経験記述は、論文例をマネせず、自身の工事経歴に合致した論点で準備する。」が
大事なポイントになってきます。
今後の動きに目が離せませんね。以降、公開される『受験の手引き』等で新しい情報があれば、随時、記事を更新していきます。